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W.M福井工場 工場長

福井工場について教えてください

1999年、当社の2番目の工場として、福井県若狭町の工業団地である若狭テクノバレーに建設操業。当初は有機化学合成工場として、食品ではなく、半導体や医薬品の原料となる有機合成製品を製造していました。2010年にグルコミサン専用工場を増設、現在は供給量が年々大幅にアップしているグルコミサン関連製品をメインに製造しています。近い将来にはアミノ酸の一部の商品を横浜工場から福井に持ち込む計画も進められています。
所有する自社工場が気候も文化も風土もまったく違う、かなり離れた2ヶ所に分かれているのは、自然災害大国ともいえる日本におけるリスク対策でもあります。生産拠点を分散することで、どちらかの工場がもし自然災害で被害をこうむっても、お互いに補いあうことができるからです。常日頃からお互いに連携して、横浜工場と同規格のものを製造できる環境を実現しています。
また福井工場は、アルコール抽出設備が完備されています。横浜工場の水抽出、福井工場のアルコール抽出と、抽出方法によって変わる活性成分や香味、色素といった観点からさまざまな商品へ応用できる最適な抽出方法を見つけだす研究に取り組んでいます。

若狭テクノバレーにおける福井工場の特徴は?

若狭テクノバレーは、福井県嶺南地方に位置し、地域振興整備公団と福井県が共同で事業を進めた工業団地です。1991年に建設され、東京、大阪など大都市資本の企業が進出していますが、なかでも福井工場は土地が非常に広く、将来的に拡張の余地も大きいと言えるでしょう。キャパシティに余裕があり、会社のポテンシャルを伸ばし、さらなる成長を期待されています。2009年には、2009年には、ISO9001:2015を取得し(認証契約解除:2022年10月29日)、設定された製造法を順守し、品質と安全第一に製造業務を行っています。

当社は、人々の健康の維持と、地球環境の維持も経営理念に掲げています。ここは自然が豊かで、空気もきれいなことが何よりの特徴です。自然が豊かな地の利を活かして、健康食品をつくるのに適した環境であることも自慢です。

工場では何人くらいの方が働いていらっしゃるのですか?

現在、正社員約20名のスタッフが一丸となって頑張っています。
現在は多くの女性も生産業務に加わり、男女問わず働きやすい環境となっています。
私がこの工場に来たのは17年前、当社と同じような化学企業からの転職です。製品開発や品質管理、化学実験に携わっていた経験を活かす為にこの土地に移り住むことにしました。現在は、工場長としてその日、その週、その月の製造スケジュール管理や、各工程のリーダーの統率、工場内を巡回して現場からの情報を確認し、安心安全の徹底に努めています。

人材教育について教えてください

入社後は導入教育を受けていただき、その後、現場の先輩がOJTを行い、装置を扱う生産業務に必要な基本技術を身に付けてもらいます。基本作業に慣れてきたら、生産を支える専門知識の器物や特化物にも触れてもらい、担当業務のスキルをあげてもらうという流れになります。
工場内で使用する設備のなかには資格が必要な機械がありますので、仕事に必要な資格を取得して頂きます。会社を挙げて成長をサポートいたしますのでご安心ください。入社後、フォークリフト等の資格は必ず取得して頂きます。ほかにも法律で定めたられた点検の義務を怠らないよう教育を行っています。

今後、どんな人に新しい仲間となってほしいですか。

食品関係に興味のある方、物作りが好きな方、健康で明るい方、食品メーカーや化学品メーカーにおいて生産管理・品質管理などの経験がある方、食品衛生管理者の資格をお持ちの方、または取得したいと考えている方も歓迎します。入社後のスキルアップ、知識アップを会社としても全面的に応援したいと思いますので、お持ちのノウハウや経験を当工場で発揮してほしいと思います。

最後にメッセージをお願いします

高齢化が進んでいくなか、生活に役に立ち、人生を幸せにするものを世の中に供給する、人々の健康を創造する、世の中への貢献度の大きい仕事です。商品として私たちの会社の名前がでるわけではありませんが、人々の健康を下支えする健康商品をつくっていけることに、企業人として誇りに思っています。特に福井は気持ちがまっすぐな人が多く、世の中で問題となっているパワハラやセクハラ、モラハラ一切ありません。幸せ度が高い県、福井県で一緒に健康づくりをしましょう。