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K.T営業部 課長
2008年、IT系企業より転職しました。スポーツ関係の企業を探していて、グルコサミンやアミノ酸というスポーツシーンでもおなじみの素材に特化して開発・製造している当社に興味を持ちました。
中学生のときにバスケのしすぎで膝を悪くして、ヒアルロン酸注射をはじめ、いろいろな治療を試みたのですが良くなりませんでした。高校でバスケは終わりと諦めかけていたとき、グルコサミンを飲んでみると、嘘のように膝の調子が良くなって、「まだバスケが出来る！」と思えホントに嬉しかったですね。
また、当時は体重が全然増えなくて悩んでいましたが、アミノ酸を摂取する事でしっかりと筋肉を付けて増量が出来るなどパフォーマンスを発揮できました。
グルコサミンとアミノ酸で実感した素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたいし、同じように膝で悩んでいる人、トレーニングで効果を出しにくい人にぜひ飲んでほしいと思っています。
私の仕事は当社の素材を、お客様の最終製品に用いてもらうための提案営業。そして、営業課長として、開発や製造がスムーズに進むよう、必要な部門になるべく詳細な情報を迅速、正確に伝えることも営業責任者の役割。社内の各部門の業務を采配し、全員を一つにまとめることで、より高い品質でお客様の要望に応えられるよう統率しています。
営業業務に関しては、素材の機能性や使用方法などを紹介する場合もあれば、お客様からこういうものをつくってほしいという情報をひっぱってきて開発し、提案する場合もあります。4年前、アメリカの展示会で発見した原料を日本の市場に向けて導入したところ、大手飲料メーカーさんに採用されました。現状維持に満足せず、新しい製品の発掘や販売チャネルを考え、常にさらなる販路拡大を進めています。
当社の製品は、効果に関するエビデンスがある製品のため、提案のしやすさが特徴です。提案の仕方でまだまだ拡充していけると思います。
自社工場を国内に所有する当社のような会社は少なく、他のサプライヤーは価格の安い中国産などを輸入して販売しているところがほとんどです。また自社工場で製造できる大手メーカーさんでも、医薬品向けだったり、自社製品向けだったり一般的に使用出来なかったりします。弊社は自社で最終商品を持たず、他社商品の原料としての提案に特化する当社の存在価値は高いと思います。手前味噌になるかもしれませんが、品質の高さにより業界内での地位を確立していると言えるでしょう。
また、2022年4月から原料原産地表示制度が義務化されます。弊社のような国内での製造を行っている会社には追い風と言えます。
2020年6月から日本でもHACCPの義務化がスタートしました。製品の品質面、食品安全のリスク分析、リスク管理の面からみても、海外輸入品より国内自社工場製品は有利であると自負しています。
お客様に「当社は国内の徹底的に管理した自社工場で製造していますので安全です。ただし、価格は他社より高いかもしれませんが…」とときちんと説明ができます。
2020年9月、「FSSC22000」認証も取得しました。「FSSC22000」は食品安全システムの国際規格です。
大手メーカーさんは、従来より質の高い食品安全が担保されること等このマネジメントシステムの認証取得の重要性を理解してくださっているので、営業の強化手段として活かしていきたいと考えています。
現在もグローバル展開はかなり行っていますが、もっと販路を広げていきたいと考えています。当社はグルコサミンを国内初で工業生産したパイオニアとして知られていますが、実はグルコサミンを日本企業として海外輸出したのも当社がパイオニアだったようです。約30年前にイタリア市場にグルコサミン硫酸塩を、アメリカ市場にグルコサミン塩酸塩を製造して輸出していました。現在、当社の輸出は台湾・中国が中心でヨーロッパやアメリカでは中国やインドの安価品が使用されている事が多いです。メイド・イン・ジャパンの強みを活かし、自社商品のポテンシャルに見合った提案を積極的にかけていきたいです。
もちろん好きなことばかり出来るわけではありませんが、当社は自分の責任を果たす限り、何でも出来る環境です。まず社長が各々の想いや向上心を汲み取ってくれます。私の場合、もともとグローバル展開を行いたいという想いがあり、英会話レッスンに自費で通っていたのですが、それを聞いた社長が費用を負担してくれました。これは一つの例であり、社員の事をとても大切に考えてくれている会社です。
これからの当社に必要な人材は、当社を一生働き続けたい会社として入社してくれる人です。仕事は世の中に山ほどありますが、想いを一緒に創っていける人を募集しています。
何事も始めるのに遅すぎるということはないと思います。ステレオタイプな言い方だと、文系の人が理系の仕事をしたり、理系の人が体を動かす仕事をしたり。諦めなければできる。自分で可能性を閉ざさないでほしいです。まずは初めの一歩を踏み出すようにしてください。それが「プロテインケミカル」への挑戦だと嬉しいです。あなたのやりたい！やってみたい！というやる気をお待ちしています。