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■変形性関節症
定義:
関節軟骨の変性、磨耗による破壊と、それに伴う軟骨および骨の新生、増殖による慢性、進行性の変形の関節疾患である。一般的に加齢、肥満、けがなどにより、関節の軟骨が磨り減り、さらに骨が変形し痛みを生じてしまう。
明らかな原因は不明であるが、一次性関節症とけが、炎症等の後に生じる二次性関節症に分けられるが、90%以上は一次性関節症である。
50歳代で発症し、65歳以上で急増します。また、1:2〜1:4で女性に多い。
症状:
1)痛み:初期は動作開始時の痛みを訴えることが多い。病期が進むと動作中の痛みを訴えるようになり、階段昇降、特に降りるときの痛みが特徴的である。さらに病期が進むと歩行が困難になることがあり、圧痛は関節の内側にあることが多くみられる。

2)可動域制限:初期は、関節水腫(水がたまる)、滑膜肥満が原因で、進行すると関節面の変形、関節包の拘縮、筋力低下が原因となる。正座ができない。

3)腫脹:関節内に炎症を起こすと関節液が貯まってしまう。

4)変形や不安定性:骨破壊が進んだとき。歩くとき外側にぐらつくなど。

治療法:
大きく保存的治療と外科的治療に分かれる。

─保存的治療─
1)日常生活指導:
正座、長時間歩行、階段昇降等痛みを生じる動作は可及的に控える。
杖などを使用して膝にかかる負担を軽くする。
減量する。

2)薬物療法:
消炎鎮痛剤を内服する。
外用剤
関節内注射:ヒアルロン酸の注入。(関節軟骨の被膜保護作用、軟骨修復作用、鎮痛作用)

3)理学療法:
温熱療法
運動療法
大腿骨四頭筋(太ももの前面の筋肉)の強化
屈曲拘縮(伸びない)の改善
疼痛→活動性低下→筋萎縮、体重増加→不安定性→疼痛の増悪、という悪循環に陥りやすい。病気の進行防止と症状の改善には、この悪循環を断つことが必要で、筋力強化は最も重要な保存的治療である。

4)装具療法:
足底装具
支柱入りサポーター

─外科的治療─
保存的治療が奏功しない例が適応
1) 関節鏡視下手術:
2)骨切り術:

 
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